サーコム ブログのプレビュー

アメリカで起きた取り組みと日本で行われ始めた取り組み

最近ではすっかり定着した感の有るNetflixやHuluなどの月額課金型の映像コンテンツサービス、 今回は、その生まれ故郷の”アメリカで起きた取り組み”と”日本で行われ始めた取り組み”に関して、 2つの面白い事例を見つけたのでご紹介します。

遡る事1年半前、特に今までテレビを見る方ではなかった自分だが、 巷でネット配信のテレビサービスがコンテンツが充実してきてなかなか面白いと聞きつけたので、 試しにHuluに加入してみた。その時Huluを選んだことに理由は特に無い。

最初の何週間かは懐かしいテレビ番組や、見ようと思ったけど見ていなかった海外番組などがあって、 それらを毎日一気に見る快適生活を享受していた。 ただその熱も1ヶ月が立つ頃にはすっかり冷めていて、それからは思い出した頃1−2ヶ月に一回アクセスしてみては新しく追加されたコンテンツの中で自分の気になるものをチェックする位の使い方をしていた。 実際、月額の利用料も月に1,000円に満たない額だった事が、まあその程度の使い方でも良いかとの理由付けになり、 利用継続して今日に至ったわけである。

 先日、いつものように久しぶりにhuluで新着をチェックしていた際、特に興味のある新着番組が見つからず、ふとそういえばもう一方の巨塔であるNetflixはどんなコンテンツがあるんだろうと言うのが気になった。 とりあえず調べてみるか。。。と、Webサイトにアクセスしてみたことに今回の件は始まる。

そうするといきなりこの画面。

Netflix

「お気に入りのデバイスでNetflixに接続してください」 さすがアメリカ製、実にアメリカ的表現だ!と言うのは今回の主題ではなかった。 ただそこで気になった、自分はHuluを見るときには、主にPS4を使ってアクセスしていた。そういえ ばNetflixもPS4対応していたんだっけ・・・・?。もちろんPS4は対応機器であった。 そしたらふとその隣が気になった、このセットトップボックスって具体的に何をさしてるんだ と。。。。。。 日本でセットトップボックスといったら、まず間違いなくCATV事業者やスカパーがエンドユーザー Sercomm Japan Corporation - Confidential 2 に貸し出している物が思い浮かぶ、ただ客観的にみてそれらの事業者はNetflixとは競合他社の関係に あるはずだ。 考えてみてもわからなかったので、まずは開いてみると

操作はとても簡単

なんだこれはというのが正直な感想。Netflixが視聴できる有料テレビ放送サービスも増えています・・・・・?どこに?

すぐにGoogle で "CATV 、Netflix"で調べてみる、もちろん日本でそんな事例は該当無し。
しかしForbes Japanの記事が引っかかる。
「Netflix、ケーブル最大手コムキャストと提携 視聴者1億人も視野に | Forbes JAPAN(フォーブスジャパン)」
http://forbesjapan.com/articles/detail/12770

「なるほど!そういう動きがあるのか。」
まあ恐らく日本語のページは英語ページを翻訳して今回のこの不思議な表現が出てきたのかなという 納得感を得ると共にここから更に考察が進む。

「なんでComcastはNetflixと提携したんだ?」
日本とアメリカという違いは有るにせよCATV事業社はコンテンツ販売者という点には変わりなく、 その意味ではNetflixはComcastの月額課金を押し下げる方向に働くんじゃないか?というのが疑問の 種である。
 Forbesの記事の中では、便利なコンテンツを利用したいというユーザーの意志がComcastという巨 人を動かした、と締めくくっている。実際にはNetflixが獲得した新規ユーザーに対するインセンティ ブがあったりなど、何らかの契約があるのは間違いない、ただ更にこれの持つ意味を考えた時に一つ の結論に至った。

ああそうか、金額の多寡は有るにしても、アメリカのCATV事業者はインターネット回線サービスも 同時提供しているMSOだ。今までNetflixのようなコンテンツを配信する新しくて便利なサービスが出 てきた事によって、それなりに利用者の解約が起きてしまっていただろう。ということは逆に考える と解約さえ止めてしまえばComcastにとってはマイナスを抑えるだけでなく、インターネットサービ スを含んだ自社のサービスが契約し続けられる事となり、むしろ大きなメリットがあるのではないか と。

「そうだ、自分だってそれほど頻繁に利用していないHuluを契約して、時々使って満足しているでは ないか。。。。。」

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